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(a)各ORDINATE(ORD.)における舷弧の高さに船の型深さ(D)を加えると、B.L.上DECK S.L.の高さ、これに各ORD.における船の半幅からCAMBERを求めて加算し、B.L.上DECK C.L.を求める。先ずS.L.を、次にC.L.を描く。
(b)

083-1.gif

第3−5図

 

船体中心線のそりをh=ax2 F.P.との交点をP、曲線上任意の点pのX軸からの距離をhとすれば、

083-2.gif

 

(a)はDECKの半幅を変更しても、DECKS.L.は不変で、基本設計の初期には都合がよい。
(b)はCAMBERとSHEERを含む式からB.L.上DECK C.L.を算出しているので、DECKの半幅を変えると、C.L.もS.L.も再計算して描き直すことになるが、DECKの半幅が確定していれば、船首・尾のDECK幅が狭まる部分のDECK S.L.を正しく描ける。

 

 

 

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